お風呂上りの立ちくらみが起きたり気持ち悪くなったりする原因とは

お風呂上りに「めまい」がしたり、頭が「ぼーっ」としたり
「動悸」と同時に、腕が「突っ張って」しまったという経験は
誰もが一度はあることと思いますが、年をとることによって
特に女性の場合には、頻度が多くなっているのではないでしょうか?

なぜ「お風呂上がりなのか?」という点については、
何となく理解されている方も多いと思います。

これらの症状は、症状そのものが危険であると同時に
転んで頭を打ってしまう、というような二次被害を起こす可能性もあり
正しい知識を持って、予防・対処する必要があります。

このお風呂上りの危険な症状には、

  • のぼせ
  • 貧血
  • 低血圧

主に以上の3つの要因が考えられます。

「のぼせ」のメカニズム

入浴の際の注意点といえば、「のぼせ」であることは広く知られています。

この「のぼせている」状態というのは
入浴によって、体温が上昇していることはもちろん

血管が開いたことによって、どうしても「ふわーっ」とします。

一方で、水圧によって「心臓」はもちろんのこと
血管に関しても圧迫されており、これは「高血圧」の要因です。

開いた血管に、速い・強い血流が流れることで
のぼせの症状は起きると考えられています。

お風呂上りのリスクは様々であり、要因に関しても諸説ありますが
結局は、体内で「ちぐはぐな反応」が起きるていることが根本にあります。

「貧血」と「低血圧」が起きやすくなっている

「貧血」と「低血圧」も、有力な要因であり
それぞれのぼせとも、無関係ではない症状になります。

「上がった瞬間」に起きやすいものであり、
その時、体内で起きていることを知っておきましょう。

まず「座っている状態」から「立ち上がる」ということで
脳内の血液・酸素が急激に低下し、
これだけで意識障害や、四肢の突っ張りの原因になります。

「脳貧血」と呼ばれる症状です。

また「のぼせ」も含め、血管・血液が関わる症状というのは
血圧が「正常ではない」状態において、リスクが高まります。

貧血かと思いきや「起立性低血圧」の可能性もあるのです。

特に女性の場合は、基本的に貧血の傾向があり
同時に高血圧と共に低血圧の方も多いため、中年以降より注意が必要になります。

この症状は、現実として加齢と共に増加するものであり
老人と言われる年代の方は「5回に1回」は起きる、とも言われています。

安全に入浴するための予防策

以上の症状を、予防するための対策というのは
これもまた極めて常識的なものであり、

  • 熱すぎる湯に浸からない(適切な温度)
  • 長風呂し過ぎない(何事にも適度があります)
  • 急に・一気に立ち上がらない

以上の3大原則を守りましょう。

加えて「かけ湯」をしてから・体を慣れさせてから入浴する
「飲酒直後の入浴は控える」といった、それ以前のマナーも大切です。

また貧血・高血圧という、根本的なリスク要因の解消が
何より重要であり「起きにくい」状態になっておくことが何よりです。

「入浴」というのは、あらゆる体の不調を解消するために
非常に有効な習慣であり、ぜひ「いい入浴習慣」を実践して欲しいものです。

しかしながら、リスクがあるものだということを忘れず
メリットがデメリットにならないよう、意識することも習慣化しましょう。