年をとると目が悪くなる理由と対策~視力を回復させることはできるのか?~

年齢が積み重なるにつれ、体に現れる不調の症状の中でも比較的分かりやすい

というよりも、

”自覚症状そのもの”であるトラブルに、「視力の低下」があります。

中高年以降に起きる、視力の低下に関しては
いわゆる「老眼」というイメージが強いと思います。

実際には、様々な面で視力が低下しやすくなっています。

そもそも老眼とは、「近くのもの」も「遠くのもの」も
見えるまでに時間がかかるようになる、トータルでの視力の低下を指します。

「見えにくさ」というのは、生活するうえで非常に「やっかい」な症状であり
できるだけ早く、またできることであれば回復させたい症状に違いありません。

動物として当たり前の生理現象の1つ

年をとることによって視力が低下してしまう根本的な原因は、

「加齢そのもの」

です。

これは「目」だけでなく、様々な器官に言えることであり
基本的には、使ってきた期間が長ければ長い程
「劣化によって機能が低下するリスク」は高くなります。

肝臓

腎臓

血管

様々なパーツが、加齢に伴い劣化することは常識として受け入れているはずです。

「ピント」の調節機能の劣化

具体的に、どの部分・どういった機能が低下しているかというと
最も大きな要素は、対象物に「ピント」を合わせる機能の劣化です。

人間は(動物)は、眼球の中にある「水晶体」という部分の
「厚み」を調節することによって「見えるべき」対象物に合わせます。

この機能が劣化することによって、<凝視>しないと
対象物が見えなくなり、やがて凝視しても見えなくなります。

加齢はこの水晶体だけでなく、水晶体を調節する筋肉等
眼球を取り巻く組織、その全ての劣化を招くことになります。

栄養が届きにくくなっている

また「眼球を取り巻く組織」には「毛細血管」も含まれます。

この毛細血管が細くなる・壊れてしまうことで
「血流」が持つ、最も大きな役割・意味である
酸素・栄養素の運搬がスムーズにいかなくなってしまいます。

これによって、眼球周辺の組織を構成している
細胞の機能が低下することによって、視力の低下を招きます。

「糖尿病性網膜症」に関しては、血液の質の悪化
またそれによって発生することになる「動脈硬化」の症状によって
必要な分の酸素・栄養素が届かないことで、症状が進行していくことになります。

また「肩こり」等に関しても、血流悪化の原因であり
視力の低下を招く、大きな要因の1つでもあります。

加齢に伴う視力低下の改善策

視力の低下を防止するためには、
デスクワークの間に、「遠くを見る」等の休憩時間をとりましょう。

といったことが、よく聞かれます。

これは「負担」を減らすことで、機能の劣化を抑止することが目的であり
非常に有効な手段であり、最も有名な民間療法でもあります。

また、目の上に温かいタオルを乗せたりすることによって
血流が改善し、酸素・栄養素が行き届きやすくなります。

「原因」となるものを減らすことによる予防法と言えます。

栄養素による体の中からのケア

「ブルーベリーが、目に効く」

ということを、聞いたことがあるという人は多いと思います。

実際の仕組みとしては、ブルーベリーに豊富に含まれる「アントシアニン」
眼精疲労に効果的であり、そういった面から”負担”を減らすためです。

しかしながら、ブルーベリーは日常の食生活の中では
それほど頻繁に食べないものであり、実際にアントシアニンを
摂取するためには「サプリ」の摂取が現実的です。

「ブルーベリー(アントシアニン)サプリ」は、
中高年を中心に、非常に人気のあるサプリの1つです。

たとえ少量でも、視力回復に効果的と言われています。
(ただし効果が短時間であることも特徴)

そしてアントシアニンに加えて、もう1つ
視力のために試して欲しい成分が「ルティン」になります。

ルティンという栄養素は、あまり聞きなれない栄養素かもしれませんが
ブルーベリーと同じく、視力に関する話題とセットで語られるものになります。

ルティンは「黄斑部」と呼ばれる「網膜」の1枚下に存在する
対象物を<正確に見る>ために、必要な組織です。

しかしながら、「紫外線」等によって壊れてしまうものであり
期間が長ければ長いほど、年をとればとるほど傷ついている組織になります。

ルティンを摂取することによって、減少した・傷ついてしまった
黄斑部を、補うことができることが分かっています。

外部から摂取した成分によって、視力の改善にアプローチできることは
画期的なことであり、ぜひ試して欲しい成分になります。

年をとると眠くて寝たいのに眠れなくなるのはどうして?

「睡眠」に関するトラブルは、世代関係になく悩んでいる人が多いですが
加齢によって招かれる睡眠に関わる問題には、1つの傾向が見られます。

それは「早く目覚めてしまう」というものであり、
この症状は「年をとったのかな?」と、自覚し始める1つのきっかけでもあり
「老人の朝は早い」として、ある意味で「生理現象」になります。

そもそも、年をとるとなぜ眠れなく(睡眠時間が短く)なるのか・・・

結論としては、

「必要な睡眠時間が少なくなる」ということによって起きる症状です。

これは、赤ちゃんの睡眠時間が非常に長いことの対極であり
要は睡眠中に脳内で整理する「新しい情報」が、少なくなるということです。

いろいろな経験をしており、目新しい発見が少なくなるからこそ
処理が必要な内容が少なくなり、これは年をとればとるほど大きくなる要素です。

そのため、「睡眠時間」が短くなってきたことに関しては
「それほど悩む必要はない」ということが言えます。

しかしながら、これは「日々の生活には問題ない」場合に言えることであり
一方で「寝れなくて苦しい」という場合は、やはり問題があります。

「眠い」のに眠れない症状の原因

「睡眠時間が短くなる」という症状は、加齢によって現れる自然な症状ですが
これによって、日々の生活に支障が出ているという人もいます。

それは主に、

  • 眠いのに眠れない
  • 寝た気がしない

以上の2つに言えることであり、その特徴としては

  • 「寝つき」が悪い
  • 長時間(自分が必要だと思う時間)眠れない

根本的に、「睡眠の質が悪い」と言える症状です。

また眠い・眠りたいということは、主に脳(体)が休息を必要としており
それができない状態になっているということは、問題があります。

考え方によっては、「お腹がすいているのに、食べれない」と同じくらい
本来は危険な症状であると言えるのです。

この状態に陥ってしまう原因は、一体何なのでしょうか?

「自律神経」の乱れも関わっている

「眠りたい」「眠い」にも関わらず、眠ることができないというのは
なんとも「訳がわからない」症状です。

そして、体に起きる訳の分からない症状というのは
主に「自律神経の乱れ」が原因であると言えます。

この自律神経の乱れによって、引き起こされる症状というのは
予想ができないものですが、「ちぐはぐなことが起きる」特徴があります。

「暑いのに汗がかけない」といったことから
運動していないのに「心臓がバクバクいっている」というような
更年期障害に起きる「動悸」の症状も、その根本には自律神経の乱れがあります。

「ストレス」は最も疑うべき要因だが

そもそも、加齢によって自律神経が乱れてしまう原因としては
まず最初に、「性ホルモンの減少」を挙げることができます。

これは、避けることができない現象と言えるものであり
すなわち、全ての人に「睡眠障害」が起きる可能性があります。

加えて、加齢以外の勝訴によって起きる自律神経の乱れには
「ストレス」も影響していることは間違いありません。

ただしこれに関しても、会社内での責任が重くなったり
お子さんが成長することによって、起きる様々な家庭内トラブル等
年をとるごとに、リスクが増していくことには変わりません。

また、このストレスに関しては

  • 避ける
  • 軽減する

以上の方法しか対処法がないものであり

そしてまた、この対処法がリスクとなっていることもあり得るのです。

改善策が本末転倒となっている可能性も

自律神経を乱してしまう、以外な落とし穴として
「整えようとして悪化させている」ことも考えられます。

「寝酒」が、睡眠の質を落とすことは広く知られていますが
実は、「睡眠にいいもの」として考えられている
「入浴」に関しても、自律神経を乱してしまう恐れがあるのです。

というのも、

入浴は「交感神経」を刺激してしまう行為であり、そもそも交感神経とは
「副交感神経」とのバランスをとって、自律神経を正常に保つための神経です。

この交感神経が活発になることで、体は「興奮」した状態になるため
睡眠にとっては、よくないことは言うまでもありません。

ただし、「正しい入浴」は睡眠にとってメリットもあり

  1. 寝る3時間前までに
  2. 熱すぎない温度に
  3. 長すぎない(30分未満)浸かる

ということを意識しましょう。

入浴は、快眠にとって「諸刃の剣」なのです。

女性は特に注意し始めて欲しい症状

上で挙げた例のように、更年期の起きる自立神経の乱れというのは
本来女性に起きやすい傾向があり、睡眠障害にまつわるリスクに関しても
日々会社でストレスを受け続けている、「おじさん」だけではないと言えます。

また昨今の女性の社会進出は、「従来のおじさんに起きる症状」のリスクが
女性にも起きやすくなっている、と言える状況と考えられます。

だんだん味覚が鈍くなってた~「味覚障害」の原因はストレス?改善策するには亜鉛が効果的なのは本当?~

「味を感じづらい」

年をとることによって、そういった傾向が出てくることは
不思議なことではありません。

そもそも「加齢」という「劣化」は、「感じる」という能力も奪います。

「どうして、おじいさんはあんな熱いお湯にはいれるのだろう?」

若い頃に、そう思っていた方は多いのでしょうか?

その理由とは、まさに「感覚の鈍化」なのです。

皮膚が伸びることで、「全身が肘のようになる」といった
物理的な要素も影響していますが、いずれにしても
「耐性ができる」以上に、感覚の劣化が影響しています。

自分が今まさに、「熱いお風呂が好きになった」という方は

体が丈夫になったわけではなく、負担が大きくなっているため
十分に注意が必要な段階であると言えます。

そしてこの感覚の鈍りというのは、体中に起きるものであり
その典型的なケースの1つとして「味覚の劣化」であると言え
この劣化以外にも、味覚障害は様々な要素が絡み合って起きる症状になります。

年齢に関係ある要素とない要素がある

味覚障害の要因としては、「亜鉛不足」という
特定の栄養素の不足がm要因となるケースもありますが
ここでは「特に中高年に多いケース」を想定します。

「味覚障害」として知られている、味覚を感じづらくなる症状は

  • 全体的に感じづらい
  • 特定の味だけ感じない
  • ほぼ感じない

という、大まかにわけて3つの症状が考えられます。

根本的な理由と言うのは共通しており、「知覚神経」が関わります。

やけどといった外傷・炎症による鈍りは、誰もが一度は経験があると思われます。

しかしそれとは異なり、ある程度継続して見られるものを指します。

そしてそれには、やはり「自律神経」が関わっており
自律神経の乱れの影響が、味覚に出てしまっていると考えられます。

歯を磨いた後に何か食べても、「いつもと違う味がする」という
経験はあるはずですが、そういった「麻痺」ともやや異なるものであり
もちろん、味覚以外の要素に影響が出ていた可能性もあります。

「たまたま味覚だった」とも、考えることができます。

更年期障害とは、性ホルモンの減少による自律神経の乱れが
引き起こしていることは、当サイトでも何度も解説しており
これはたとえ、男性であっても例外ではありません。

加えて、加齢による基本的な劣化も影響しており
いずれにしても、「味覚障害を引き起こしやすい」状態が整っています。

やはり「ストレス」の影響は大きい

もちろん、自律神経を乱すことにつながる最も大きな要素は
やはり「ストレス」であり、年齢に関わらず大きな影響を与えてしまう
一般的な味覚障害としては、最も大きな割合を割く要因です。

また、その症状の出方に関してても

  • 突然鈍くなる
  • 徐々に鈍くなる
  • 気づいたらあまり感じなくなっていた

様々なケースが見られることも、神経特有のトラブルと言えます。

生活習慣病の合併症の影響も

またストレスと同時に、中高年が懸念すべき味覚障害の原因としては
特定の臓器・疾患による影響も、十分に考えられます。

最も典型的なものが、高血糖状態の継続による
「糖尿病性神経障害」の影響であり、動脈硬化が進んだ結果として
神経細胞に必要な分の栄養素が生き届かなくなり、
その結果として、正常な機能を果たせなくなっていると考えられます。

また「ドライマウス」といった、口腔内の渇きも影響するものであり
唾液の減少を伴う内臓疾患等によるものも、考えられるケースです。

以上のように、あらゆる角度から
中高年にとって、味覚障害はリスクが高いものと言えるのです。

味覚障害の改善策と治療法

一般的に、味覚障害の改善策と言えば「亜鉛」であり
治療のための方法も、亜鉛の処方が一般的と言えます。

そもそも「味蕾(みらい)」と呼ばれる、舌に存在する
「味を感じるための組織」は、それ自体に亜鉛が多く存在するものであり
亜鉛不足という状態は、味覚障害を引き起こす直接的な要因と言えます。

日本においては、一般的な食生活を送っているのであれば
極端に不足することはないように思えますが
亜鉛は、不足しやすい傾向のある栄養素でもあり
また味蕾というのは、新陳代謝のスピードが速い組織であり
常に不足しないように、摂取する必要があります。

そもそも味覚障害との要因として、一般的なストレスと同じくらい
この亜鉛が不足していることによる割合は、多いものと言えます。

「ダイエットしている」という方は、不足しやすい傾向があり
味覚障害のリスクが高まることは事実と言えます。

また味覚障害は、その要因の傾向から
「心療内科」での、「カウンセリング」が必要な場合もあります。

「特に悩みはない」という方も多いかもしれませんが

  • 亜鉛不足
  • 自律神経の乱れ

いずれが主な要因であるため、どちらかの代謝は必ず必要になります。

また糖尿病性神経障害に対して、「心当たり」がある方が増えてくる年代でもあり
全てのリスクを受け入れ、適切に対処していきましょう。