「物忘れ」が起きる仕組みと認知症との違い

「年をとったな・・・」と、思わす感じてしまう代表的な症状として
「物忘れをすることが増えた」ということがあります。

「ちょっとした忘れ物」が増えたり、自分で決めたはずのスケジュールを忘れしまったりと
ちょっとした・ささいなことでも、頻繁にやってしまうことで
「最近多いな」と思い始めるタイミングがやって来ることになります。

「老化の代名詞」とも言うことが出来る、この「物忘れ」ですが
そもそもなぜ、年をとると「忘れやすくなる」のか?
その仕組みを知っておくことで、余計な不安から解放されることもあります。

劣化と加齢の両方が引き起こす

年をとることによって物忘れが増えるのと同時に、「覚える」といったことが苦手になってきます。

いずれにしても「覚えておく」機能が劣化していることになります。
これらの原因としては、基本的には「脳」の一部である
「海馬」と呼ばれる「記憶」に関わる部分の劣化です。

そもそも「脳」に関しても、体と同じく
「着実に」劣化していくことは仕方がないことです。

具体的には「細胞」特に「神経細胞(伝達物質)」と呼ばれるものが減少し、反応が鈍くなります。

特に海馬は「記憶の一時保存」のための組織であり、
「ちょっとしたこと」ほど忘れやすくなるのです。

そしてこの「機能の劣化」と共に、「容量オーバー」という考え方もあることを紹介しておきます。

「容量の限界」と「コピー機能の衰え」

海馬という組織は、非常に小さなものです。

その海馬に「しまっておくことができる量」
パソコンのメモリで言えば「容量」に限界があるのではないか
その容量を超え始めると、記憶しておけない・漏れやすくなる
つまり「長く生きていればいるほど忘れやすい」という仮説もあります。

もちろん「容量自体」が減少していることも、大きな要因です。

そして更に、一時保存した記憶を更に奥にしまっておくための
「コピー機能」に関しても、劣化してくるため
「新しく覚える」という、「記憶の長期保存」も同時に難しくなってくるのです。

悪化すると「認知症」になってしまうの?

物忘れがひどくなってきた人が、まず心配する内容として
「アルツハイマー」と呼ばれることも多い
いわゆる「認知症」の初期症状なのではないかということです。

いわゆる「ボケが始まった」と言われるものです。

結論から述べると・・・

「物忘れ」と「認知症」は、別物です

「全く関係ない」というわけではなく

「認知症」の原因となる物質(体内で異常生成される)と
物忘れに関わっている物質は、関連性が「ある」ことが分かっています。

物忘れは病気ではない

「認知症」とは、脳の病気であり、脳内の神経細胞が死滅していくことで
記憶ができなくなり、更に「覚えていたことを忘れる」症状が出始めます。

しかし物忘れは、病気ではありません。

あくまで、老化・劣化の症状になります。

また「認知症」には、様々な種類があり
「アルツハイマー型認知症」の初期症状として「物忘れ」があり
物忘れの症状が、認知症につながると思われていました。(半分は事実です。)

神経質に悩むのもよくありませんが、症状が「だんだんひどくなっていく」場合には
周囲に相談し経過を見守り、もちろん医師に相談する必要があります。

特に中高年になってくると、自分達の「親の介護」といったことも

頭をかすめるはずであり、すでに「ぼけている」と言われるような

兆候が見られる場合、余計に不安になってしまうはずです。

そして、いずれは自分も・・・

と心配になってしまう人も多いようです。

しかし「改善策」として、その劣化スピードを落としたり
「少し回復」することもできるものであるため、日々取り組んでいくことが大切になります。

年をとるとなぜ血圧は高くなる?安定しなるの?~急上昇とバラバラな数値の原因と対策~

「高血圧」は「糖尿病」に並び、最も代表的な「生活習慣病」の1つです。

これら2つの症状は、「国民病」と呼ばれるほどに患者数が多く
こと高血圧に関しては、「和食」という食習慣も大きく影響すると言えます。

その理由としては、「塩辛い」「塩分多め」の味付けが
高血圧を招く要因の1つである、「塩分の過剰摂取」そのものであるためです。

また「ストレス社会」という言葉が象徴するように
一瞬の「頭に血が上る」という現象の、その繰り返しによって
常に高い傾向に、徐々に傾いてしまうことになります。

ストレスというのは「怒り」による「沸騰」だけでなく、
「悩み」によっても、「自律神経の乱れ」が引き起こされることで
結果的に、血圧の数値の決定に悪影響を及ぼした結果でもあります。

血圧が決まる仕組み

上記したように、「意識して変えられない体の変化」というのは
その多くが自律神経の働きによって、決められていることになります。

そして血圧というのは、その際たる要素と言えるものです。

また血圧が関わるトラブルというのは、高血圧に限定されるわけではなく
「低血圧」といった、基準値よりも低くなる(常に低い)症状も含まれます。

ただしこの低血圧というのは、生まれつきの「体質」が大きく影響するものであり
加齢が伴う血圧のトラブルは、基本的に「高く」なる症状を指すことになります。

血圧とは、「心臓が血液を起こる強さ(圧力)」を数値化したものです。

そのため、血圧に関するトラブルを解決するためには
この「圧力」がどうかわるのか、なぜ変わるのか
それらに対して、「年齢」が一体どう関わるのかを知る必要があります。

「心臓」は弱っているのに勢いが強くなってしまう

血液を送り出す「圧」が決まる要素としては、

  1. 心臓自体の動き
  2. 血液の量
  3. 血液の質

以上の3つが、全て影響し合った結果として「程度」が決まることになります。

まず、最も大きな「それ自体」を左右する「心臓(脈拍)」とは
「心臓の質(心筋等)」が大きく影響することになり
言うまでもなく、年をとることで弱っていくことになります。

そうであるならば、通常であれば

「じゃあ、弱くなる(低血圧に)になるのでは?」

と考える方が多いと思われますが、
これに関しては、「逆」の要素の方が強いことが多いと言えます。

つまり高い血圧によって心臓が弱る、という考え方もできます。

その最終的な症状が、「心筋梗塞」といったものになりますが
心臓という存在を超えて高くなった血圧が、幅広い悪影響を及ぼしているのです。

このことから、高血圧の対策のためには
「心肺機能」を高める・劣化させないことも有効であると言えます。

加齢によって悪化する高血圧の原因としては、

  1. 自律神経の不安定さによる「高まり」の連続
  2. 血管の質の悪化(動脈硬化)

以上の2つの要素が挙げられますが

これらは、冒頭で挙げた血圧を決定する要因と微妙に異なるものです。

まず自律神経の不安定さは、「ストレス」といったものを超えて
「性ホルモン」の減少による影響を大きく受け始めます。

男性(主にテストステロン)・女性(主にエストロゲン)共に共通しています。

最も避けられない要因であり、ストレスによる乱れと同じく
「なるべくおだやかに過ごす(生活習慣・人間関係全て含めて)」ことしかできないことも事実です。

また女性の方に対しては、「更年期サプリ」の利用が
結果的に、高血圧対策のサポートとなる可能性もあります。

血管の質の悪化は、血液の質の悪化によって
血管にかかる負担が、増えることによるものと言えます。

「動脈硬化」と呼ばれるこの症状は、当サイトでも繰り返し述べている通り
原因が食生活であるならば、その改善も食生活を変えることが効果的と言えます。

数値が安定しない

以上は、あくまで「加齢によって血圧に起きる基礎的なトラブル」になりますが
加齢によって引き起こされる、より複雑な症状として

「数値が安定しない」といった、特別なの症状が現れることもあります。

この不安定な症状というのは、「1日を通して高い時と低い時がある」といったものや
短い期間で、高い状態・低い状態を往復してしまうこともあります。

以上のページで解説した通りに、特に女性に多い症状であり
自律神経の状態もさることながら、やはり性ホルモンの影響が大きいと言えます。

この症状にこそ、漢方・更年期サプリといったアイテムのサポートが有効であり
「こんな体質ではなかった」という人こそ、試してみることをおすすめします。

血圧は「命」に直結する要素

更年期障害とは、減少していく性ホルモンに対して
「体が慣れていくまでの我慢」であり、自然に快方に向かうことも多いものです。

しかしながら、少しでも楽になる・乗り越えやすくするために
できることは全て試す、ということが大切です。

特に、血圧に対する悪影響が確認できるようであれば
最悪の場合には「命に関わる」ものであり、早急な対処が必要です。

加齢による高血圧に関する、最も懸念すべき点はやはり
「高い血圧が心臓に負担を与えることで心臓を弱らせる」ことと言えます。

脳卒中・心筋梗塞という、突発的な症状に限らず
じわじわと体を蝕んでいく、非常に恐ろしい現象ということを自覚しましょう。

年をとるにつれてこれから起こり始めること

「健康」を考えることは、「将来」を考えることでもあります。

そして「中高年」という世代にとって将来を考えるということは
「老後」を考えることであり、今後劣化していくことが避けられない中でも
できる限り健やかに・元気な体で、「壮年期」を過ごすことが目的となります。

「健康不安」や「病気」と呼ばれるものは、無限に存在するものであり
そういったもののリスクが、急上昇していることが現実です。

そのためどんな病気も、ならないに越したことはないと言えますが
やはり「気を付けていてもなる」ということが、老化そものでもあり
年をとることによって、「なってしまった時の覚悟」も必要となってきます。

無限に存在する病気というのは、無限に対処する方法・必要がありますが
今回は多くの方によって、「可能性」の高いものを例に挙げて
「その時」を想定していきます。

そしてその際に必要となるものが、「介護」であり
年をとることによって、基本的な身体能力が衰えることによる介護と
<病気によって介護が必要になる>ということは、別次元の問題と言えますが

これらは同時に存在することで、
より困難になってしまうことも意識して欲しいと思います。

誰もが避けることができない現実

当サイトをご覧の方々には、すでに常識的なことと言えますが
加齢によってリスクが上昇する病気とは、「ほぼ全て」と言えるものですが
特に代表的なものと言えるものが、「高血圧」と「糖尿病」になります。

これらは、「2大国民病」と言われるものであり
基本的には、先進国に患者数が多い傾向のある「贅沢病」であり
その中でも日本というのは、特に患者数が多いと言えます。

これらは40歳以降から、徐々に・劇的に増え始め
60歳以降であれば<およそ7割>が、該当すると言われます。

常識的なことではありますが、これらは「血液・血管」が関わる疾患であり
「生活習慣病」と呼ばれる疾患・合併症の、代表的な症状になります。

生活習慣病とは、主に「食生活」の積み重ねによって招かれる
各種健康トラブルと言えますが、その中でも上記の症状というのは

<最も典型的>であり、あらゆる意味で「中心」となってしまう症状と言えます。

「乱れた食生活」「過剰な栄養摂取」によって招かれるこれらの症状が
特に国民病となってしまった背景としては、それぞれの最も大きな要因である

  • 高血圧・・・過剰な塩分(お醤油)
  • 糖尿病・・・最終的にブドウ糖となる各種栄養素

恵まれた国の、特徴的な食生活が大きく影響していると言えます。

日本に生きる全ての人にとって、無視できない症状なのです。

避けることと同じく「発展」させないことが大切

そして、これらが本当に恐ろしい結果を招くタイミングとは
「合併症」と呼ばれる、生活習慣病の発展した症状にあります。

血液が関わる生活習慣病は、そのどれもが最終的に
「動脈硬化」と呼ばれる症状を引き起こすことになります。

動脈硬化とは、血液の質の悪化(糖・中性脂肪・コレステロール)
加えて血圧の上昇等によって、血管にかかる負担が大きくなることで
より頑丈な状態にするため、血管が硬く・厚くなってしまう症状です。

その結果として、簡単に言えば<血液の流れが悪くなる>という状態を招きますが
その弊害は、非常幅広く・大きなものになります。

「命」と「日常生活」の両方が脅かされる健康トラブル

この動脈硬化がベースとなる症状には様々なものがあり
硬化したこと自体で招かれる症状、その場所によっても
症状に違いが現れることになりますが、最悪の場合「即死」を招きます。

  • 脳卒中
  • 心筋梗塞

という危険な症状は、そのどちらも動脈硬化が大きく関わっており

<もし、助かったとしても>その後に、「後遺症」という形で
まさに<介護が必要な状態>を招くこととなります。

  • 半身不随
  • 言語障害

様々な状態を想定することができる後遺症は

<何が残るか分からない>ものであり、
いずれにしても、<人の助けが必要な状態>と言えます。

また即死・後遺症という、いずれも懸念すべき症状に加えて
「人工透析」といった、これもまた大きく生活を制限する
非常に<不便な事態>を招くことも、忘れてはならないリスクです。

人工透析とは、主に高血糖による「糖尿病性腎症」の結果
腎臓が正常な働き(ろ過機能)を果たせなくなることで
代わりに「機械」による、ろ過を定期的に行うことになります。

一度の透析処置には、長い時間がかかるものであり(全身の血液を洗浄するため)
また定期的に行うことが必要であり、つまり「通院」が必須になります。

本来であれば、常に浄化され続けている血液が
汚れたままであるということは、日常的にもつらい状況を招くものであり
こういった<健康トラブルによる制限>は、加齢による典型的な介護に比べて
防ぐことのできる要素が、多いものと言えます。

「老後のための対策」に、<始まり>はありません。

<できるだけ早く始める>ことが、何よりも重要なことなのです。